墓石に使われる石材には様々な種類があります。石材は取れる産地によって色や材質、耐久性が様々で、その風土に合った石材が墓石として使われてきました。
墓石用石材は中国やインドだけでなく、ヨーロッパやアメリカ、韓国など世界中から輸入されています。しかし、近年は世界各国の原石が中国に輸出され、中国で製品化されてから日本に輸入される傾向が強くなりました。
流れ模様に特徴のある南アフリカ産の緑系の石。同系としてオリーブグリーンフラワーがある。
地にブルーの結晶が飛んでいるのが特徴。「インパラブルーS(細目)」と「インパラブルーB(粗目)」がある。
上品な光沢を放つ、深みのあるブルーの石材。石質は硬く艶も良い。
日本では歴史の古い黒御影石。石の中に金粉のような物が入ることがある。
落ち着いた深みのある黒系の石。墓石・外柵とも日本全国で使用されている。
赤と緑が混じったブラウン色の石材。加工地である中国で「紫丁香」と呼ばれる。
フランスを代表する青系で中目の御影石。和型、洋型のどちらにも似合う石。
ポルトガルの典型的な白小目の石材。吸水率が低く、艶もちが良い。
独特な浅緑の御影石。石質が硬く、結晶が均一に入るのが特徴。
北欧らしい暖かみを感じさせる茶系の石。
煌びやかな貝殻化石の結晶が入っているブルーの御影石。洋型墓石に使用される。
輸入石材の中でも最高級とされる黒御影石。非常に硬く、光沢が美しい。
硬質なウルグアイ産のグレーの御影石。吸水率が低く、風化もしにくい。
きめの揃った高級青御影石。玉、キズの心配がほとんど無い。
美しい色合いと、独特の縞目が特徴のアメリカ産の石材。
均質な淡いピンクの御影石。中目の濃いピンクの石材として「アメリカンピンクN」もある。女性に人気。
韓国を代表する青粗目石。吸水率が低いのが特徴。
落ち着いた中間色をした硬度の高い石材。